グローランサ備忘録

グローランサ関係の小ネタ記事の保管場所

地誌(ペローリア)

ルナー軍の組織についての覚書

Martin Helsdonが『Armies and Enemies of Dragon Pass』でより詳しく取り上げているのは承知しているが、ルナー部隊をゲームに登場させたいライターやGMのために、いくつか覚書きを。 ルナー軍のハートランド軍団のほとんどは、25人の兵士を列隊 *1 として…

ルナーの神々

Katrin Dirimによる、もう一つの *1 Work in Progress。これは様々なルナーの神々の関係を示している。知らない人にはちょっとした驚きがあり、鋭い人には様々な秘密がわかるのではないだろうか。 アーティスト、Katrin Dirim Q: テクニカルな質問。グラマ…

結婚について

一般に、結婚に関する法的・魔法的な枠組みは、関係するカルトによって推進される。つまり、オーランス人の大半については、アーナールダが結婚の枠組みを定めるている。それは女性を中心に据え、一年単位の婚姻制度を作り、夫と妻(およびその親族)が互い…

ルナー帝国における混沌の諸相

赤の女神は、多くのルナーカルト、とりわけ自身のカルトの入信者や、七母神の高位の女祭に《混沌の加護》を与えている(ダンファイヴ・ザーロンの入信者、ディーゾーラの女祭、フワーレン・ダールシッパのルーン王、ヤーナファル・タールニルズおよびヤーラ…

七母神のカルトについて

人々はしばしば、七母神のカルトは自分たちをイギリス帝国主義者のような考えをもっていると思い込んでいる。彼らはルナー文明の恩恵を、ドラゴン・パスやその先にいる愚かな野蛮人たちにもたらすためにいるのだ、と。19世紀の植民地行政官や現代の国務省職…

ドラゴン・パスの貿易の規模

絹はルナー・ハートランド、ルナー・ターシュ、ボールドホームの上流階級の間で見られ、ノチェット市、ライゴス市、カーシー市ではごく普通に見られる。ルナー帝国が後期ローマ帝国とほぼ同レベルの絹を手に入れられると仮定すると、年間5、6トンの絹が必要…

第三期が初めのジェナーテラはまさに暗黒時代であった

第三期が初めのジェナーテラは、まさに暗黒時代であった。海洋の大閉鎖からドラゴンキル戦争までのあいだ、交易(ひいては都市文明)は、ほとんどないと言ってよかった。ただラリオス地方と聖王国は、エスロリアからセイフェルスター、タニソールへと続く一…

ダート戦争 Dart Wars

意外と理解されていないのが、ルナー帝国の貴族たちが行っているダート戦争だ。この秘密戦争の参戦者は、各家が雇ったスパイや傭兵(ニンジャに類する)である。赤の皇帝自身もダート戦争に積極的に参加していると噂されており、ダート戦士の最大の雇用主で…

ペローリア低地平原の気候

ペローリア低地平原は、セアードから雷鳴三角州まで約640km、淡水海から赤き地の辺境まで約800km、ペントの大草原に合流する大草原地帯である。比較すると、アメリカのハイプレーンズより少し大きく、ヨーロッパのパンノニア盆地(オーストリア、ハンガリー…

ダラ・ハーパの都市生活

ルナー中心部の都市部では、自分たちは神の法に従って生活し、偉大な精神的発展を遂げることができる最も完璧な人類社会であると考えられている。人民は完璧な人々 - イェルム・カルトの構成員、すなわち美徳と正義をもち、精神的な汚染を避け、生まれなが…

ルナー都市について

ダラ・ハーパのトライポリスではなく、グラマーこそがルナー帝国の文化、宗教、政治の中心地である。400年以上の歴史を持つこの国は、ルナーの道を信奉する多国籍からなる一団によって建国され、同盟国ライバンスのイェルムの皇帝が統治していた短い期間を除…

Help with Tarsh Exiles

basicroleplaying.orgファザールの妻はバグノット出身(古ターシュの王族の末裔)で、ゆえに子の“詩人”オンジュールや“ダンストップの”アンスタッドは流民国の王になれる血統だということらしい。ファザール自身はターシュ王を慮って流民国の王になるなど考…

Balazaar in 1625?

basicroleplaying.org 1625年のバラザールはどうなっているのか考察スレ