グローランサ備忘録

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歴史(西方)

マルキオン教徒について考える際の注意点をいくつか

特定の好き嫌い マルキオン教徒は一般的には神々に不信感を抱いている。マルキオン教は祖先崇拝の流れが強く *1 、マルキオン教徒は祖先を神々を凌ぐほどの力を持たせたり、あるいは神々を単なる超人的な英雄や国をまたぐ祖霊 *2 に貶めたりしてきた。神々へ…

マルキオン教の魔道について

マルキオン教徒は、「ルーン」(蛮族からは神として崇拝されている)を創造した見えざる神を尊崇する。ルーンが他のルーンと組み合わされて、より小さなルーンが創造された。これらの小さな創造物のひとつである建国者マルキオンは、見えざる神の法則を人間…

アーカット主義

初期のマルキオン教は、犠牲を捧げる儀式、魔道のテクニックや呪文、律法上の戒律、哲学的な思索などから構成されていたと考えられている。後にフレストル主義は初期マルキオン教の合理主義や哲学的要素を維持しつつ、新しい哲学的な流派を発展させた。その…

フレストルの道——騎士道

フレストルの道は太陽暦2年にセシュネラの地で始まったが、その重要性はそれが分離した文化、ブリソスに由来する。この先史時代の文化は大暗黒よりずっと前に始まっており、グローランサの西方文化のルーツである。 ブリソスの古代種族は、その父であり創設…

フレストルの「カルト」

フレストルは、秘密の番人の最後の一人であるフローラー王とゼメラの息子で、西方の偉大な英雄であり、神々の時代に生まれた「高みに至った男」 *1 である。大暗黒の時代、フレストルは未知の神に祈った。その神は「悪魔」を打ち滅ぼし、「曙」をもたらすた…