グローランサ備忘録

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エシルリスト卿

みんなが喜びそうなノートをもっと。今回はエシルリスト卿について。


エシルリストはフレストルの生まれ変わりと考える人もいる。エシルリストはフレストルのクエス*1 の途中でフレストルその人と遭い、地獄を荒らし、莫大な戦利品と2600頭の黒馬の魔物の群れを手に入れた。


ともかくも、エシルリストの信奉者はフレストルを「神」として、エシルリストを「半神」として礼拝している。そして、なぜかフレストルからルーン呪文を授かる(!)。そしてその魔法には、《盾》Shield、《闇の剣》Darksword *2 、《デーモン支配》Command Demon といった奇妙なものが含まれている(さらに《混沌支配》Command Chaos の噂さえある!) *3 。それでいて、エシルリストは見えざる神に礼拝を捧げることでも知られており、彼に仕える魔道士を何人か養成している。*4


カルトの内陣だけが知る、より深い秘密があると考える者もいる。エシルリストは永遠の英雄(あるいは反英雄)、「英雄の影」を崇拝しているというのである。また、彼が実はアーカットであり、彼のカルトはアーカットの偽装であると主張する者もいる。エシルリストは赤の皇帝をよく知っており(個人的には嫌っているが、しばしば彼に仕えている)、代々の羽馬の女王の多く、またその他にもたくさんの人物を知っている。彼はマルキオン教らしきものをとっくに超越していると思われ、彼のルーンは「人」、「支配」、「暗黒」であることは知られている。しかし、部隊全体としては「暗黒」と「調和」だと一般的に考えられている。



(Sir Ethilrist – The Well of Daliath より)


*1:フレストルは殺されて地獄に落ちてそこから生還しているので、それをなぞるクエストだったのだろうか

*2:詳細不明

*3:以前の記事(フレストルの「カルト」 - グローランサ備忘録)ではフレストルはルーン呪文を提供するカルトであることが触れられているが、提供呪文が異なる。

*4:黒馬領の魔道依存度はかなり低まった感じ?