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アイオロス派(ヒョルトランドの暗黒異端派)

アイオロス派マルキオン教は、見えざる神を最高の創造主として礼拝する。彼は源であり、驚異の卵であり、唯一者である。見えざる神は、13(8つのパワーと5つのエレメンタル)の頭と4本の腕を持つ年老いた神として描かれることもある *1 。武器は持たず、代わりに物差し、本、操り紐 *2 を持つ。また彼は王冠を被っている。


見えざる神はあまりに遠く、直接礼拝するには近寄りがたい存在と見なされている。その代わり、エスヴラール人はオーランス、チャラーナ・アローイ、イサリーズ、ランカー・マイ、ユーマルを創造主の擬人化/化身として崇拝する。このうちオーランスが最も重要である。これらの神々には妃がおり、一緒に礼拝される。


アイオロス派の哲学の多くは、見えざる神から天宮の神々、神、そして定命の人に至る一連の流出 *3 に焦点を合わせている。神々の戦いは一連の創造プロセスの一部と見なされ、それは不浄の三神が創造に反抗して混沌をもたらし、宇宙を破壊するまで続く。そして宇宙は光持ち帰りし者たちの探索によって救われた。


アイオロス派は、マルキオンが論理王国から追放されたとき、現在のケタエラにやってきて新マルコンウォルを建国したと主張している。神々の戦いでマルキオンが殺されると、彼らは長い間その喪失を嘆いていたが、見えざる神がオーランスを送り込み、宇宙の盟約で宇宙を回復させたという。アイオロス派は魔道を行っているが、神々や精霊に生け贄を捧げることもある。


(Aeolian - the Well of Daliath より)


*1:見えざる神なのに…?

*2:string of eyes

*3:emanation