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エレナヴァ・チャン(コリマー)

エレナヴァ・チャンはクリアワイン大地の寺院のアーナールダの大女祭であり、そして何よりもコリマー部族の中核人物である。彼女の父親はスターブロウの反乱時の部族王である“岩砕きの”カライである。母はアーナルドリ氏族の大司祭であるベネバ・チャン(同氏族の支配血族集団の一人)*1。彼女の兄カングハール*2は「真竜の目覚め」までは部族の王であり、もう一人の兄はルナーの人質であった(もしくは現在も人質である)。“黒い槍の”レイカ*3は彼女の従兄弟(父方)。


「スターブロウの反乱」の後、父母と共にホワイトウォールに逃げ、その後エスロリアに渡り、姉(バービスター・ゴアのカルトの信者)と共にエスロリアで女神に身を捧げる。長女を出産後、1624年末に姉とともにクリアワインに戻るまで、ノチェットで大地の女祭をしていた。帰還後、彼女の祖母はすぐにエレナヴァを新しい女祭に任命した。


彼女の兄カングハールは「真竜の目覚め」で死亡し、彼女はその後間もなく従兄弟のレイカが部族長になるのを支援した。しかし今でも、エレナヴァ・チャンはコリマー部族で最も影響力がある強力なメンバーであると言えるだろう。彼女は両親が追放されたこと(後に死亡)、そして兄が王として失敗したことを、カリル・スターブロウのせいと考えており、公王としてのカリルを不本意ながら支持するのみである。


*1:“岩砕きの”カライ、ベンヴァ・チャンともに、グレッグのハウスキャンペーン「スターブロウの反乱」のPC。Wyrm's Footprints誌に記事あり

*2:別名、ブラックマー

*3:現コリマーの女王