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キトリ族

キトリは約6000人。3000人が人間で、1000人がダーク・トロウル、2000人がトロウルキンだとしよう。トロウルの森はかなり広く、400平方キロメートル以上の広さがある。昆虫を食べたり、トロウルの森で狩りや採集をしたり、地元の人間を襲ったり、そして何より交易をする。全盛期にはウィルムズカークからカーシーに向かうキャラバンを襲撃したり、保護のために高額の通行料を要求した(その後ターカロールが課した通行料よりもはるかにコストがかかり、安全性も低い)。


キトリの主神はアーガン・アーガーである。トロウルはもちろんカイガー・リートールも崇拝しているが、人間は(平信者/友好カルトの礼拝の域を超えての)信仰はしていない。ゾラーク・ゾラーンが主たる戦神である。


キトリの中で最も有名なのは“ブルー砕きの”オーバッシュで、南方のルーン王のダーク・トロウルであり、その同盟精霊は知性をもつシルフであった。彼もまたアーガン・アーガーのカルトに属し、同じ神を礼拝する人間を貶めることのないトロウルであった。彼とその一族は南への道を押さえ、しばしば北のサーター諸氏族やルナーの輸送隊に対して襲撃を行った。