グローランサ備忘録

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エスロリア女王の系譜


1. ブルヴァラ(在位:1461年〜1510年)。大女王、大王、女王の母などと呼ばれたブルヴァラは、第二期以降のエスロリアの偉大な女王である。彼女は1441年にノリネル家の子として生まれた。15人の男性と結婚し、一時は5人の夫を持ったこともある。23人の子供(女8人、男15人)をもうけ、その中には3人の女王と、「運命と死の支配者大会」の勝者ひとりが含まれている。息子は彼女を「尊き祖母」として引退させたが、彼女は「引退」しながらもう一世代エスロリアを支配することになった。1545年、104歳で亡くなる。その後のエスロリアの女王は皆、ブルヴァラの末裔である。


2. ブルヴァライナ(在位:1510年〜1522年)。1485年、ノリネル家に生まれる。ブルヴァラの娘で、「尊き祖母」の従順な娘であったが、肩書きだけでなく事実上都市を支配しようとするようになった。退位を余儀なくされ、エゼルに引きこもる。1544年、59歳で死去。


3. ブルヴァ(在位:1522年〜1525年)。1500年、ノリネル家に生まれる。ブルヴァラの娘で、異母姉の退位により女王に即位した。母から権力を奪おうとしたため殺害された。


4. ブレンガラ(在位:1525年〜1545年)。1509年、ノリネル家に生まれる。ブルヴァラの末娘で、やがて母から実権を与えられる。ベリンターに協力し、リスパーのドラグレスタに対抗した。ブレンガラはブルヴァラの死後、引退して「尊き祖母」となった。1565年に殺害された。


5. ノリーナ(在位:1545年〜1551年)。1525年、ノリネル家に生まれる。ブレンガラの娘で、統治はうまくいっていたが、公王の死の復讐をしようとしたサーター人の刺客に殺された。


6. イマルジラ(在位:1551年〜1564年)。1521年、デリーオス家に生まれる(祖父を通じブルヴァラの曾孫にあたる)。ブレンガラとの対立が多く、困難な統治となった。1550年、兄が「運命と死の支配者大会」で優勝。1564年、イマルジラは退位を余儀なくされた。 1603年、72歳で死去。


7. ヴァリニル(1564年〜1585年)。1540年、デライネオ家に生まれる(ブルヴァラの曾祖母、ブレンガラの姪)。“賢女”と呼ばれる。従姉妹のヴァリーナ(ベリンターの恋人、ドーマルの母)の影に隠れているが、ヴァリニルは抜け目のない支配者で、多くの寺院(特に知識の寺院)の寛大な後援者であった。引退後、「尊き祖母」となる。1610年、70歳で死去。


8. ヴァリナルダ(1585年〜1610年)。富める女王と呼ばれる。1560年、デライネオ家に生まれる。ヴァリニルの姪で、ノチェットをグローランサ最大の都市に発展させた。イサリーズのカルトや ドーマルのカルトを強力に支持し、サーター人難民を受け入れた。儀式中に呼び出された悪霊によって殺害された。


9. ヘンディラ(1610年〜1622年)。1580年、ノリネル家に生まれる。ノリーナの孫娘、ヴァリナルダの義娘。ベリンター消滅後、ルナー帝国との同盟を模索し、ルナー寺院を建設した。1622年、クーデターにより失脚。1624年、44歳で死去。


10. サマスティナ1622年〜現在)。1603年、デリーオス家に生まれる。マリレイナの娘(イマルジラの曾孫にあたり、ヘンディラの姪でもある)。叔母に対するクーデターで権力を掌握した。