グローランサ備忘録

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ルーンクエストの運用

RQGの運用で非常に重要なことのひとつは、キャラクターのステータスの多くはプレイヤー側だけのものであるということです。GMは、ゾンビを以下のように表現してもかまいません。

ゾンビ

耐久力ポイント 16
魔力ポイント 5
アーマー:厚手のスケールの鎖帷子、青銅のすね当てと腕甲、オープンヘルム
IHスピア 50% 1d6+1+1d6


そして、身体部位表を追加する。それでおしまい。身体部位表はいつも重宝しています(笑)。


プレイヤーがそれにどう関わるか、問題となるものだけを気にして、それ以外は気にしないでください。プレイ中にゾンビ3が生前の記憶の一部を持ち、「ろーずばっど」と呟き続けていることを発見するかもしれません。しかし、それが問題になる時まで気にする必要はないのです。


なぜアーマーを書き留めるのか? 私の経験上、真っ先に奪われるからです。私のパーティは計18個のスケールの鎖帷子を手に入れたばかりです(それと同じ数の青銅製のすね当て、それにオープンヘルムもある)。 これだけで遊撃部隊を編成できるな。


要するに、ルールの多くは、プレイヤーに何ができるかを知ってもらい、選択肢を持ってもらい、システム的な意味を持つキャラクターを表現する手段を提供するために存在しているのです。しかしGMであるあなたには、そのようなものは必要ありません。だから、気にする必要はないのです。