サーターのカルト
建国王サーターは、サーターでは“神々の王”オーランスのカルトの一部として礼拝されている。サーターの司祭は、“神々の王”オーランスのメンバーであり、かつサーター自身の子孫である。建国者の神として、彼は1つの追加呪文を提供する。王国の都市と王の道で機能する《街の調和》の別形である。
サーターのカルトの重要な要素は以下の通りである(実際にはライトアップがあるが、Gods and Goddesses of Glorantha ではカットされた)。
平信者
サーターの人々は誰でもサーターのカルトに参加することができる。たとえ他の神々を礼拝していたとしてもである。平信者は有名な「サーター市民軍」を形成する。
入信の条件
入信者はサーター人の部族の一員でなければならない。一般的には部族に生まれるか、結婚しなければならないが、養子縁組の儀式も存在する。入信者はサーターの都市の市民であり、統治と司法の集会に参加する権利がある。入信者のみがボールドホームや他の都市に土地を所有することができる。入信者はオーランスと友好的な神、またはオーランスに関連する神のみを礼拝することができる。サーターは通常、“神々の王”オーランスと一緒に礼拝される。
所属し続ける条件
入信者は自分の時間の5%と収入の1%を神に捧げるだけでよい。
ルーン呪文
サーターはルーン呪文《街の調和》を提供する。この呪文はサーターのどの都市でも、王の道沿いでも有効。
ルーン司祭
サーターの司祭は、サーター王朝のメンバーであり、オーランスの入信者でなければならない。司祭になるためには、“神々の王”オーランスのカルトに入信しなければならない。サーターの司祭は“神々の王”オーランスの司祭にもなることができる。
友好カルト
“神々の王”オーランス ――《名誉検知》。サーターの司祭は“神々の王”オーランスの入信者であり、“神々の王”オーランスの下位カルトとしてサータを礼拝していることに留意せよ。サーター王国内では、“神々の王”オーランスの入信者は、特別なPOWを捧げることなしに自動的にサーターの入信者となることができる。そのような入信者にとっては、サーターは神々の王オーランスの特別な下位カルトとして扱われる。
- チャラーナ・アローイ ――《肉体の治癒》。
- ユールマル ―― 《口車》。
- イサリーズ ――《市場形成》。
- ランカー・マイ ――《千里眼》。
※ ※ ※
サーターの司祭はサーター王朝の一員である必要がある。入信者は部族、氏族、評議員などの指導者である。グローランサ・ソースブックの21ページのセクションがそれを意味している。そして、そう、それは現地バリエーションの“神々の王”オーランスのカルトである*3。
誰でもサーターの平信者になることができる。ほとんどの民衆がカルトの一員である。サーター王家は「サーターの炎」を管理している。
カリルのサーターへのつながりは、アーグラスより少し強いが、どちらも神の条件を満たすには十分だった。あとは『ルーンクエスト・キャンペーン』で確認してほしい。
サーターは啓発されていなかった(と思う)。